ノンフィクション 藤田紘一郎

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「体にいい寄生虫―ダイエットから花粉症まで」藤田紘一郎 1997/03 文庫2000/12



寄生虫博士藤田紘一郎先生の面白エッセーです。

笑うカイチュウ」に引き続き、いや、こちらの方がよりスゴイです。

今回も寄生虫のことしか書いてないのですが、先生のアブナさは1.5倍です。

真面目かどうかは分かりませんが、博士だけあって様々なデータを使った解説で、寄生虫によるダイエットや、花粉症、アトピーの治療などのくだりはなかなか勉強になります。


しかし、僕が最も印象に残ったのは、先生が自分の体にサナダムシを寄生させようとして奮闘するところです。

だって寄生虫を宿すためにわざわざ静岡県まで行く人がいますか?
寄生虫を飲む姿を写真にとりますか?

さらに寄生させたサナダムシに名前をつけるんですよ、この先生。

ちなみに名前は「ヒロミちゃん」と「サトミちゃん」です…。

やっぱり寄生虫を愛してやまないすごい先生です。先生と呼ぶにふさわしいです。

是非読んでみてください。

                 評価    ★★★★☆
「笑うカイチュウ―寄生虫博士奮闘記」藤田紘一郎  1994/09 文庫1999/03



カイチュウ博士藤田紘一郎先生の面白エッセーです。

カイチュウっていうのは分かりやすい例を挙げると、小学校の時に、年1回くらいセロファンをお尻にくっつけたのを学校に持って行きましたよね?

あれです。

つまりギョウチュウです。


この先生はあれの研究の多分第一人者なので、その手の話ばかりがこの本には収められています。


しかし、ギョウチュウを馬鹿にしてはいけないことを僕はこの本の中で知りました。

結構世間的には知られていませんが、そこら中にいるもんなんですね。

で、危ないのから無害なもの、下手すると結構使える奴もいそうです。


これはそんな様々なカイチュウについて飽きずに読ませてもらえる本です。


でもこの先生、インドネシアでウンコ集めたり、早朝から犬猫の糞を集めたり、傍から見ると危ないおじさんですよ。

そんな先生と是非一度、僕は一緒に糞探ししてみたいです。
                  
                   評価    ★★★☆☆