「古道具中野商店」川上弘美 2008/02文庫2008/02
古道具屋「中野商店」を舞台に一風変わった人たちが織り成す人生模様。
浮気を繰り返すダメ人間だけどどこか憎めない主人、芸術家を自称する怪しいけれど姉御肌の主人の姉。
アルバイト2人のうちの1人が主人公「わたし」、もう一人は寡黙な男の子。
2人ともどこか今風とは違うけれど素朴で優しい性格。
不器用な恋愛や日々のトラブル、悩み、喜び、楽しみなどが詰まった作品。
古道具屋という言葉にはどこか隠微な魅力があると思います。
例えばリサイクルショップと違って、古道具屋のなかはきっと宝探しのような気分になるんだと思います。
われわれ素人から見れば役に立たなさそうなものに高い値段が付けられ、知る人ぞ知る名品などが無造作に転がっていそうな感じです。
この本にもそんな魅力が溢れています。
登場人物はイマイチぱっとしない人たち。
しかし、読み進めていくと彼らの魅力に取り付かれてしまいます。
著者の川上さんは人間を描くのがとても上手だなと感じました。
人の良い面を見ることが出来るから、こんなふうに人物を描けるのでしょう。
疲れた時に読むとホッとする一冊です。
評価 ★★★☆☆
古道具屋「中野商店」を舞台に一風変わった人たちが織り成す人生模様。
浮気を繰り返すダメ人間だけどどこか憎めない主人、芸術家を自称する怪しいけれど姉御肌の主人の姉。
アルバイト2人のうちの1人が主人公「わたし」、もう一人は寡黙な男の子。
2人ともどこか今風とは違うけれど素朴で優しい性格。
不器用な恋愛や日々のトラブル、悩み、喜び、楽しみなどが詰まった作品。
古道具屋という言葉にはどこか隠微な魅力があると思います。
例えばリサイクルショップと違って、古道具屋のなかはきっと宝探しのような気分になるんだと思います。
われわれ素人から見れば役に立たなさそうなものに高い値段が付けられ、知る人ぞ知る名品などが無造作に転がっていそうな感じです。
この本にもそんな魅力が溢れています。
登場人物はイマイチぱっとしない人たち。
しかし、読み進めていくと彼らの魅力に取り付かれてしまいます。
著者の川上さんは人間を描くのがとても上手だなと感じました。
人の良い面を見ることが出来るから、こんなふうに人物を描けるのでしょう。
疲れた時に読むとホッとする一冊です。
評価 ★★★☆☆


