小説 森博嗣

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「すべてがFになる」森博嗣 1996/4 文庫1998/12



この本は僕が中学生の頃に読みました。

理系ミステリという触れ書きで、当時盛んだった本格ミステリと呼ばれるトリックに力を入れた推理小説界に新風を巻き起こした作品です。



推理小説なので詳しいあらすじは書きませんが、N大助教授犀川創平とN大の学生西之園萌絵が、天才科学者真賀田四季博士のいる孤島、妃真加島で事件に巻き込まれるというものです。



どの辺が理系なのかというと、とにかく、数学的、理系的な話題が多いことだと思います。

実際初めて読んだときはその内容に新鮮さを覚えました。


しかし、今から考えると、僕が夢中になったのには、会話の面白さ、登場人物の魅力が大きいと思います。

特に犀川助教授や真賀田四季博士の天才性にすごく魅かれ、影響を受けた僕は身の程知らずにも「理系に進もう」と心に決めたのでありました。(後に挫折しました。)


また、恋愛要素も入っており、エンターテイメントとして、しっかりと成り立っています。


著者は現在は辞めていますが、某旧帝大の助教授で、推理小説からエッセーまで多方面で活躍されています。

ちなみにこの「すべてがFになる」はS&Mシリーズの1作目で、これにハマったら是非シリーズ10作すべて読んでみてください。
                      評価    ★★★★☆


冷たい密室と博士たち (講談社文庫)
笑わない数学者―MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)
詩的私的ジャック (講談社文庫)
封印再度―WHO INSIDE (講談社文庫)
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有限と微小のパン―THE PERFECT OUTSIDER (講談社文庫)