「ボロボロになった人へ」リリー・フランキー 2003/04 文庫2007/08
リリーフランキーによる6篇の短編小説集。
大麻農家の花嫁…容姿もさえず、婚期を逃してしまった一人の女性が結婚相談所から紹介されたのは大麻農家の長男だった。
死刑…すべての罪が死刑になる未来。罪の重さは死刑の仕方に影響する。万引きで捕まった少年はどのような死刑の方法になるのか。弁護人と少年の物語。
ねぎぼうず…子供もいて幸せそうに見える主婦。彼女は結婚前、テレクラで数知れない男と寝ていたが、結婚後は全く止めていた。そんな彼女に興信所の男が訪ねてくる。
おさびし島…男はすべてを捨てて南の島に向かう。世を捨てるためにたどり着いた島は男錆詩島。
Little baby nothing…3人のつまらない人生の男。ゴミ置き場に寝ていた絶世の美女。彼女との出会いで彼らの人生が変わる。
ボロボロになった人へ…一人の死にゆく男の願い。
「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
」をまだ読んでないのですが、先になぜかこの本を読んでしまいました。
帯にある「何かにつまずいている人の方が魅力的だと思う。」という言葉は素晴らしいと思います。ただこの小説がこの言葉通りの物語かというとそうとも限らないように思います。
僕の感想ですが、どちらかというと阿刀田高の短編集を読んでいるような感じでした。
リリーさん特有の視点から描かれた何か考えさせられるような短編集です。
僕のおすすめは「大麻農家の花嫁」です。思わず笑ってしまう面白い話です。
評価 ★★★☆☆
単行本はこちらです。
リリーフランキーによる6篇の短編小説集。
大麻農家の花嫁…容姿もさえず、婚期を逃してしまった一人の女性が結婚相談所から紹介されたのは大麻農家の長男だった。
死刑…すべての罪が死刑になる未来。罪の重さは死刑の仕方に影響する。万引きで捕まった少年はどのような死刑の方法になるのか。弁護人と少年の物語。
ねぎぼうず…子供もいて幸せそうに見える主婦。彼女は結婚前、テレクラで数知れない男と寝ていたが、結婚後は全く止めていた。そんな彼女に興信所の男が訪ねてくる。
おさびし島…男はすべてを捨てて南の島に向かう。世を捨てるためにたどり着いた島は男錆詩島。
Little baby nothing…3人のつまらない人生の男。ゴミ置き場に寝ていた絶世の美女。彼女との出会いで彼らの人生が変わる。
ボロボロになった人へ…一人の死にゆく男の願い。
「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
帯にある「何かにつまずいている人の方が魅力的だと思う。」という言葉は素晴らしいと思います。ただこの小説がこの言葉通りの物語かというとそうとも限らないように思います。
僕の感想ですが、どちらかというと阿刀田高の短編集を読んでいるような感じでした。
リリーさん特有の視点から描かれた何か考えさせられるような短編集です。
僕のおすすめは「大麻農家の花嫁」です。思わず笑ってしまう面白い話です。
評価 ★★★☆☆
単行本はこちらです。
「冷たい校舎の時は止まる」辻村深月 2004/7/6文庫2007/8/11
雪の降る朝、県内でも有数の私立高校の八人の生徒が登校すると、学校内の様子がおかしい。
電気はついているし、ヒーターもついている。しかし、他の生徒はおろか、先生も誰もいない。
さらに扉が閉ざされ、外にも出られなくなる。
困惑する彼らに一つの疑惑が持ち上がる。それは、2ヶ月前の学祭で自殺した生徒がこの中にいるのではないかというもの。しかし、不思議なことに誰も思い出せない。
そんな中彼らの中から一人ずつ消えていく。消えた後にマネキンを残して…。
ずっと読もうと思って購入して置いてあったのですが、分厚いし敬遠していました。
時間が出来たので読んでみたのですが、これは皆さんにぜひ読んで欲しいと思います。
上巻を読んでいる時からずっとこの物語が続けば良いのに、と思いました。
単に面白いだけでなく、読み終わるのがもったいないとまで思う本も珍しいと思います。
「なぜ閉じ込められたのか」から始まり、「どうすれば出られるのか」「誰が自殺したのか」といった疑問が常に提示されること、閉ざされた山荘のような空間といった推理小説好きにはたまらない設定。
それぞれの生徒の持つ悩みといった青春要素。
ホラーっぽい要素。
これらがこの小説の魅力だと思いました。
また、普通の推理小説と違ってどこか人が殺されるという感じがしません。
これはネタばれになりますので突っ込みませんが、別の世界で事件が起こっていて実際の世界では生きているという感じが安心して読めます。
評価 ★★★★★
文庫で上下巻あってボリュームたっぷりです。
ところでこの小説で著者はメフィスト賞を受賞されたようです。
メフィスト賞も森博嗣の「すべてがFになる」の第1回から始まり、この小説は第31回だそうです。ミステリ小説家の登竜門的な存在ですね。
メフィスト賞受賞作は面白いので、読書の指標になります。
雪の降る朝、県内でも有数の私立高校の八人の生徒が登校すると、学校内の様子がおかしい。
電気はついているし、ヒーターもついている。しかし、他の生徒はおろか、先生も誰もいない。
さらに扉が閉ざされ、外にも出られなくなる。
困惑する彼らに一つの疑惑が持ち上がる。それは、2ヶ月前の学祭で自殺した生徒がこの中にいるのではないかというもの。しかし、不思議なことに誰も思い出せない。
そんな中彼らの中から一人ずつ消えていく。消えた後にマネキンを残して…。
ずっと読もうと思って購入して置いてあったのですが、分厚いし敬遠していました。
時間が出来たので読んでみたのですが、これは皆さんにぜひ読んで欲しいと思います。
上巻を読んでいる時からずっとこの物語が続けば良いのに、と思いました。
単に面白いだけでなく、読み終わるのがもったいないとまで思う本も珍しいと思います。
「なぜ閉じ込められたのか」から始まり、「どうすれば出られるのか」「誰が自殺したのか」といった疑問が常に提示されること、閉ざされた山荘のような空間といった推理小説好きにはたまらない設定。
それぞれの生徒の持つ悩みといった青春要素。
ホラーっぽい要素。
これらがこの小説の魅力だと思いました。
また、普通の推理小説と違ってどこか人が殺されるという感じがしません。
これはネタばれになりますので突っ込みませんが、別の世界で事件が起こっていて実際の世界では生きているという感じが安心して読めます。
評価 ★★★★★
文庫で上下巻あってボリュームたっぷりです。
ところでこの小説で著者はメフィスト賞を受賞されたようです。
メフィスト賞も森博嗣の「すべてがFになる」の第1回から始まり、この小説は第31回だそうです。ミステリ小説家の登竜門的な存在ですね。
メフィスト賞受賞作は面白いので、読書の指標になります。
「リトル・ミス・サンシャイン」
田舎町アリゾナに住む9歳のオリーブ。
ブサイクでおデブちゃんな彼女が、全米美少女コンテストでひょんなことから地区代表に選ばれた。
一家は黄色のオンボロ車に乗り、決戦の地カリフォルニアを目指す。
人生の勝ち組になることだけに没頭する父親、ニーチェに倣って信念で沈黙を貫く兄、ゲイで自殺未遂の叔父、ヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出された不良エロジジイ、そしてバラバラ家族をまとめようと奮闘する母親。そんな落ちこぼれ家族の、奇妙でハートフルな旅が始まった……!
ジャケットに惹かれて見てみましたが、久しぶりに当たりの映画でした。
キャラがすごく生きていて、個性的な彼らの言動や行動には笑わされます。
特にゲイの叔父さんとエロジジイ、沈黙の兄が好きです。
恋愛やら友情やらといった若者受けしそうなテーマではありませんし、派手なアクションもCGもありませんが、なぜか見ているこっちまで腹立たしかったり、悲しかったり、恥ずかしくなったりします。
そんな感情移入しまくりのこの映画は最初は雰囲気最悪ですが、話がすすむにつれてどんどん家族がまとまって、ラストはじんわり暖かい気持ちになります。
ちなみにエロジジイはアカデミー賞助演男優賞獲ったそうでビックリです!
なぜ僕がこんなに驚いているかはDVDを見てもらえたら分かります。
演技云々に文句を言っているわけではありません。マジで!?って感じです。



田舎町アリゾナに住む9歳のオリーブ。
ブサイクでおデブちゃんな彼女が、全米美少女コンテストでひょんなことから地区代表に選ばれた。
一家は黄色のオンボロ車に乗り、決戦の地カリフォルニアを目指す。
人生の勝ち組になることだけに没頭する父親、ニーチェに倣って信念で沈黙を貫く兄、ゲイで自殺未遂の叔父、ヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出された不良エロジジイ、そしてバラバラ家族をまとめようと奮闘する母親。そんな落ちこぼれ家族の、奇妙でハートフルな旅が始まった……!
ジャケットに惹かれて見てみましたが、久しぶりに当たりの映画でした。
キャラがすごく生きていて、個性的な彼らの言動や行動には笑わされます。
特にゲイの叔父さんとエロジジイ、沈黙の兄が好きです。
恋愛やら友情やらといった若者受けしそうなテーマではありませんし、派手なアクションもCGもありませんが、なぜか見ているこっちまで腹立たしかったり、悲しかったり、恥ずかしくなったりします。
そんな感情移入しまくりのこの映画は最初は雰囲気最悪ですが、話がすすむにつれてどんどん家族がまとまって、ラストはじんわり暖かい気持ちになります。
ちなみにエロジジイはアカデミー賞助演男優賞獲ったそうでビックリです!
なぜ僕がこんなに驚いているかはDVDを見てもらえたら分かります。
演技云々に文句を言っているわけではありません。マジで!?って感じです。
「扉は閉ざされたまま」石持浅海 2005/05文庫2008/2/8
大学時代の軽音楽部内で作られた「アル中分科会」で同窓会が行われることになった。場所は成城の高級ペンション。
出席者の伏見亮輔は一人、暗い想いを抱いて出席した。
彼はあらゆる事態を想定し、殺人を犯す。
全員が彼の思惑通り動く。ただ一人碓氷優佳を除いて。
最近この小説が映画化されるっていう報道を見て、もう一度読み返してみました。
なかなか面白いです。あっさりした文章で、コテコテなのはちょっと…っていう人にはお薦めです。
また、犯人がなかなか魅力のある頭の良い人なので読んでいてストレスも溜まらず、最後まで一気に読み通せます。(たまに犯人が馬鹿だと「おいおいもうちょっと頭使えよ」と言いたくななることありませんか?)
伏見亮輔と碓氷優佳の過去の関係など恋愛?要素もあって映画化とかしやすそうな内容かなって思います。
ちなみにこの手の犯人視点のミステリのことを倒叙ミステリーと呼ぶらしいです。
評価 ★★★☆☆
ところで先週末だったかな?金田一耕介の「犬神家の一族」をテレビでチラッと見ました。
小学校時代に「赤川次郎」以外の推理小説で初めて読んだのが横溝正史さんの「八墓村」だったので、なんとも懐かしい感じがしました。
しかし、今見て思うことは、「果たして金田一先生は名探偵なのか?」ということです。
彼、何にもしてませんね。連続殺人はすべて起こっちゃうし、犯人には自殺されちゃうし…。
いてもいなくてもどっちでも良かったんじゃあ…。
一緒に見ていた友人のぽつりと言った言葉、「金田一のどこが天使なんだ…?」に笑いました。
「名探偵なら事件が起こる前に解決しろよ!いや、せめて犯人だけは生かして捕まえてくれ!」と僕は言いたい。(ファンの方申し訳ありません。僕も横溝正史好きなんですよ。)
文庫版です。
こっちはノベルスです。
大学時代の軽音楽部内で作られた「アル中分科会」で同窓会が行われることになった。場所は成城の高級ペンション。
出席者の伏見亮輔は一人、暗い想いを抱いて出席した。
彼はあらゆる事態を想定し、殺人を犯す。
全員が彼の思惑通り動く。ただ一人碓氷優佳を除いて。
最近この小説が映画化されるっていう報道を見て、もう一度読み返してみました。
なかなか面白いです。あっさりした文章で、コテコテなのはちょっと…っていう人にはお薦めです。
また、犯人がなかなか魅力のある頭の良い人なので読んでいてストレスも溜まらず、最後まで一気に読み通せます。(たまに犯人が馬鹿だと「おいおいもうちょっと頭使えよ」と言いたくななることありませんか?)
伏見亮輔と碓氷優佳の過去の関係など恋愛?要素もあって映画化とかしやすそうな内容かなって思います。
ちなみにこの手の犯人視点のミステリのことを倒叙ミステリーと呼ぶらしいです。
評価 ★★★☆☆
ところで先週末だったかな?金田一耕介の「犬神家の一族」をテレビでチラッと見ました。
小学校時代に「赤川次郎」以外の推理小説で初めて読んだのが横溝正史さんの「八墓村」だったので、なんとも懐かしい感じがしました。
しかし、今見て思うことは、「果たして金田一先生は名探偵なのか?」ということです。
彼、何にもしてませんね。連続殺人はすべて起こっちゃうし、犯人には自殺されちゃうし…。
いてもいなくてもどっちでも良かったんじゃあ…。
一緒に見ていた友人のぽつりと言った言葉、「金田一のどこが天使なんだ…?」に笑いました。
「名探偵なら事件が起こる前に解決しろよ!いや、せめて犯人だけは生かして捕まえてくれ!」と僕は言いたい。(ファンの方申し訳ありません。僕も横溝正史好きなんですよ。)
文庫版です。
こっちはノベルスです。
「鳥人計画」東野圭吾 1989/05文庫1994/07
若きスキージャンプ界のホープが合宿所で毒殺される。
当初警察は現場が閉ざされているため簡単な事件だと高をくくっていたが、アリバイを調べていくうちに予想外の難事件に発展する。
さらに殺人事件の背後に潜む「計画」とは?
「鳥人計画」というタイトルから、空を飛ぶのかと思っていたらスキーのジャンプのお話でした。
80年代に書かれた小説ですし、イマイチ他の東野作品に比べるとタイトルのインパクトが弱い作品ですが、今読んでも十分他の作品に負けない面白さがあります。
裏で進行する「計画」の気配と殺人事件の動機の謎がぐいぐい話に引き込みます。
東野ファンのみならず、スキーが好きな人にもおすすめです。
評価 ★★★★☆
この本のタイトルにもなっている鳥人ニッカネンについてもせっかくなので書いておきます。
ニッカネンは1963年7月17日フィンランド生まれのスキージャンプの選手です。
1982年オスロ世界選手権で18歳のときラージヒルで優勝。
1984年サラエボオリンピックで、ノーマルヒルで銀、ラージヒルで金メダルを獲得。
1988年カルガリーオリンピックではノーマルヒル、ラージヒル、団体ですべて金メダルを獲得。
日本でも有名なジャンパーで鳥人のニックネームで愛されました。
ニッカネンで検索するとこんなDVDを見つけました。
1920年のアントワープ大会から2002年のソルトレーク大会まで、有名選手の活躍の歴史を貴重な映像でつづったスポーツ・ドキュメンタリー作品です。
話は変わりますが、オリンピックって良いですよね。
僕が好きなのはトラック競技なんかで勝負が一発で決まるところです。
始まる前の緊張感と始まって息つく暇もなく競技がすすみ、あっけなく勝負がつくところです。
肩を落とす選手と感極まって走り回る選手がほんの数十秒で決まる、だからこその緊張感が伝わってくるような気がします。
日本のテレビ番組は競技前に、その選手のインタビューやら過去の映像やら家族やら様々な事を伝えてくれますが、僕は最低限の情報だけで十分だと思います。
勝ちたいと願う彼らの表情がすべてを物語ってくれると思うからです。
若きスキージャンプ界のホープが合宿所で毒殺される。
当初警察は現場が閉ざされているため簡単な事件だと高をくくっていたが、アリバイを調べていくうちに予想外の難事件に発展する。
さらに殺人事件の背後に潜む「計画」とは?
「鳥人計画」というタイトルから、空を飛ぶのかと思っていたらスキーのジャンプのお話でした。
80年代に書かれた小説ですし、イマイチ他の東野作品に比べるとタイトルのインパクトが弱い作品ですが、今読んでも十分他の作品に負けない面白さがあります。
裏で進行する「計画」の気配と殺人事件の動機の謎がぐいぐい話に引き込みます。
東野ファンのみならず、スキーが好きな人にもおすすめです。
評価 ★★★★☆
この本のタイトルにもなっている鳥人ニッカネンについてもせっかくなので書いておきます。
ニッカネンは1963年7月17日フィンランド生まれのスキージャンプの選手です。
1982年オスロ世界選手権で18歳のときラージヒルで優勝。
1984年サラエボオリンピックで、ノーマルヒルで銀、ラージヒルで金メダルを獲得。
1988年カルガリーオリンピックではノーマルヒル、ラージヒル、団体ですべて金メダルを獲得。
日本でも有名なジャンパーで鳥人のニックネームで愛されました。
ニッカネンで検索するとこんなDVDを見つけました。
1920年のアントワープ大会から2002年のソルトレーク大会まで、有名選手の活躍の歴史を貴重な映像でつづったスポーツ・ドキュメンタリー作品です。
話は変わりますが、オリンピックって良いですよね。
僕が好きなのはトラック競技なんかで勝負が一発で決まるところです。
始まる前の緊張感と始まって息つく暇もなく競技がすすみ、あっけなく勝負がつくところです。
肩を落とす選手と感極まって走り回る選手がほんの数十秒で決まる、だからこその緊張感が伝わってくるような気がします。
日本のテレビ番組は競技前に、その選手のインタビューやら過去の映像やら家族やら様々な事を伝えてくれますが、僕は最低限の情報だけで十分だと思います。
勝ちたいと願う彼らの表情がすべてを物語ってくれると思うからです。
「桜宵」北森鴻 2003/04文庫2006/4/14
ビアバー「香菜里屋」シリーズの2作目です。
このシリーズを読んだことがない人は前作「花の下にて春死なむ」をチェックしてみてください。第52回日本推理作家協会賞を受賞された短編集です。
ビアバーで美味しいビールとマスターの工藤が作る料理に舌鼓を打ちながら日常に潜む謎を解き明かします。
前作に比べると美味しい食事がクローズアップされたように感じます。内容は今回も人間の暗い部分を描いているのですが、工藤の語り口などのおかげか、口当たりもよく、後味もさっぱりしています。
十五周年…幼馴染の女の子に東京で出会った日浦は彼女の実家の小料理屋の十五周年パーティに招待される。
桜宵…亡き妻の最後のプレゼントが香菜里屋に託されていた。
犬のお告げ…リストラ対象を決める悪夢のリストランテに隠された謎とは?
旅人の真実…バーをまわり、金色のカクテルを注文する男。彼の行動に隠された目的は?
約束…10年ぶりに会ったかつての恋人、男は最近売れっ子の作家。女の妄執に身の毛がよだちます。
「犬のお告げ」に出てくる牡蠣のガーリック蒸し美味しそうです。
なんだか今作は「美味しんぼ」みたいになってます。
評価 ★★★★★
この小説に出てくるようにアルコール度数の高いビールをロックでちびちび飲みながら読書っていうのも面白いかもしれません。
面白いビール見つけました。こちらは「サミクラウス」というオーストリアのビールです。
14度で世界最高のアルコール度数のビールです。


12度の国産ビールです。面白いので1度飲んでみたいものです。


はじめてトラックバックしてみました。
おいしいビールを片手に…
いまいち使い方が分からないため、失礼にならないようトラックバック先をリンクしときます。
ビアバー「香菜里屋」シリーズの2作目です。
このシリーズを読んだことがない人は前作「花の下にて春死なむ」をチェックしてみてください。第52回日本推理作家協会賞を受賞された短編集です。
ビアバーで美味しいビールとマスターの工藤が作る料理に舌鼓を打ちながら日常に潜む謎を解き明かします。
前作に比べると美味しい食事がクローズアップされたように感じます。内容は今回も人間の暗い部分を描いているのですが、工藤の語り口などのおかげか、口当たりもよく、後味もさっぱりしています。
十五周年…幼馴染の女の子に東京で出会った日浦は彼女の実家の小料理屋の十五周年パーティに招待される。
桜宵…亡き妻の最後のプレゼントが香菜里屋に託されていた。
犬のお告げ…リストラ対象を決める悪夢のリストランテに隠された謎とは?
旅人の真実…バーをまわり、金色のカクテルを注文する男。彼の行動に隠された目的は?
約束…10年ぶりに会ったかつての恋人、男は最近売れっ子の作家。女の妄執に身の毛がよだちます。
「犬のお告げ」に出てくる牡蠣のガーリック蒸し美味しそうです。
なんだか今作は「美味しんぼ」みたいになってます。
評価 ★★★★★
この小説に出てくるようにアルコール度数の高いビールをロックでちびちび飲みながら読書っていうのも面白いかもしれません。
面白いビール見つけました。こちらは「サミクラウス」というオーストリアのビールです。
14度で世界最高のアルコール度数のビールです。

12度の国産ビールです。面白いので1度飲んでみたいものです。

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おいしいビールを片手に…
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「図書室の海」恩田陸 2002/2/22文庫2005/06
夜のピクニックの前日を描いた「ピクニックの準備」、6番目のサヨコの番外編「図書館の海」を含む全10話の短編集。
ファンタジーとリアルが交差するような落ち着いた短編集。
僕が好きなのは1篇目の「春よ、こい」です。
卒業式当日、交通事故が起こる。
何度も繰り返される同じ日。事故は防げるのか?
内容とは裏腹に静かな文体。紀貫之の短歌「春ごとに花のさかりはありなめど あひみん事はいのちなりけり」が落ち着いた世界を象徴しています。
それ以外のお話も恩田さん特有のファンタジー色が強く、物語の奥底に何かが隠されている気配を感じます。
恩田さんのファンタジーは現実とどこかつながっていて完全なSFとは少し違う感じがします。そこが一つの魅力なのではないかと思います。
評価 ★★★★☆
夜のピクニックの前日を描いた「ピクニックの準備」、6番目のサヨコの番外編「図書館の海」を含む全10話の短編集。
ファンタジーとリアルが交差するような落ち着いた短編集。
僕が好きなのは1篇目の「春よ、こい」です。
卒業式当日、交通事故が起こる。
何度も繰り返される同じ日。事故は防げるのか?
内容とは裏腹に静かな文体。紀貫之の短歌「春ごとに花のさかりはありなめど あひみん事はいのちなりけり」が落ち着いた世界を象徴しています。
それ以外のお話も恩田さん特有のファンタジー色が強く、物語の奥底に何かが隠されている気配を感じます。
恩田さんのファンタジーは現実とどこかつながっていて完全なSFとは少し違う感じがします。そこが一つの魅力なのではないかと思います。
評価 ★★★★☆
「ラッシュライフ」伊坂幸太郎 2002/07文庫2005/04
泥棒の黒澤、父が自殺して神に憧れる河原崎、不倫相手とお互いの配偶者を殺そうと企む京子、リストラされて再就職先も見つからない豊田。
彼らの人生と拳銃とバラバラ死体。様々な人生がところどころつながり最後にすべてが明らかになる。
この作品は文中に何度も出てくる騙し絵のような、そんな小説です。
様々な人生が一つの街の中ですれ違い、影響を与える。1人の人生だけ見ると不思議なことが他の人生を見ると解ける。
そしてバラバラ事件の謎も結局すべての人生を知っている読者にしか分からない。そんなところがこの小説の面白さでしょうか。
内容よりも実験的なアイデアが面白い小説でした。
黒澤は魅力的なキャラクターです。
伊坂幸太郎の「重力ピエロ」にも出てきます。
評価 ★★★☆☆
泥棒の黒澤、父が自殺して神に憧れる河原崎、不倫相手とお互いの配偶者を殺そうと企む京子、リストラされて再就職先も見つからない豊田。
彼らの人生と拳銃とバラバラ死体。様々な人生がところどころつながり最後にすべてが明らかになる。
この作品は文中に何度も出てくる騙し絵のような、そんな小説です。
様々な人生が一つの街の中ですれ違い、影響を与える。1人の人生だけ見ると不思議なことが他の人生を見ると解ける。
そしてバラバラ事件の謎も結局すべての人生を知っている読者にしか分からない。そんなところがこの小説の面白さでしょうか。
内容よりも実験的なアイデアが面白い小説でした。
黒澤は魅力的なキャラクターです。
伊坂幸太郎の「重力ピエロ」にも出てきます。
評価 ★★★☆☆
「重力ピエロ」伊坂幸太郎 2003/04文庫2006/06
元モデルで美しくちょっとエキセントリックな性格の母と優しくも強い父親、息子「泉水」と「春」の2人の家族。兄と弟は仲がよく理想的だが、弟は母がレイプされて出来た子だった。
強く生きてきた彼らだったが、時が経ち子供は成長し、母は死に、父も癌に侵される。
そんな時、放火が頻発する。
放火の謎に挑戦する兄泉水。弟春は何をしようとしているのか?
これは著者がミステリファン以外からも注目を浴びた一作です。確かに本格ミステリとは言えませんし、先は読めます。
しかし、それ以上に家族の暖かさに心が動かされます。
父親とは血のつながりの無い「春」、半分しか血のつながりの無い兄弟の美しいまでの繋がりは殺伐とした世界とは対極にあります。
ラストシーンは頭の中に鮮明に浮かび、思わず暖かい涙が出てきました。
評価 ★★★★★
伊坂さんはきっと優しいのだと思います。著作を読んでいるとシニカルさよりも暖かさを感じます。
この小説には色んな知識が少しずつ出てきますが、僕の知らないことも多かったです。いずれ読んでみたいと思います。
ガンジー自伝 (中公文庫BIBLIO20世紀)
遺伝子・ゲノム最前線―先端研究者7人が明かす
ネアンデルタールと現代人―ヒトの500万年史 (文春新書)
バタイユ入門 (ちくま新書)
この小説はこれまでの著作ともリンクしています。ファンの人はもちろんご存知だと思いますが、まだ読んでいない方は読んでみて下さい。
でも読んでなくても大筋とは関係ないので面白いと思います。
ラッシュライフ (新潮文庫)
オーデュボンの祈り (新潮文庫)
元モデルで美しくちょっとエキセントリックな性格の母と優しくも強い父親、息子「泉水」と「春」の2人の家族。兄と弟は仲がよく理想的だが、弟は母がレイプされて出来た子だった。
強く生きてきた彼らだったが、時が経ち子供は成長し、母は死に、父も癌に侵される。
そんな時、放火が頻発する。
放火の謎に挑戦する兄泉水。弟春は何をしようとしているのか?
これは著者がミステリファン以外からも注目を浴びた一作です。確かに本格ミステリとは言えませんし、先は読めます。
しかし、それ以上に家族の暖かさに心が動かされます。
父親とは血のつながりの無い「春」、半分しか血のつながりの無い兄弟の美しいまでの繋がりは殺伐とした世界とは対極にあります。
ラストシーンは頭の中に鮮明に浮かび、思わず暖かい涙が出てきました。
評価 ★★★★★
伊坂さんはきっと優しいのだと思います。著作を読んでいるとシニカルさよりも暖かさを感じます。
この小説には色んな知識が少しずつ出てきますが、僕の知らないことも多かったです。いずれ読んでみたいと思います。
ガンジー自伝 (中公文庫BIBLIO20世紀)
遺伝子・ゲノム最前線―先端研究者7人が明かす
ネアンデルタールと現代人―ヒトの500万年史 (文春新書)
バタイユ入門 (ちくま新書)
この小説はこれまでの著作ともリンクしています。ファンの人はもちろんご存知だと思いますが、まだ読んでいない方は読んでみて下さい。
でも読んでなくても大筋とは関係ないので面白いと思います。
ラッシュライフ (新潮文庫)
オーデュボンの祈り (新潮文庫)
「御手洗潔の挨拶」島田荘司 1987/10文庫1991/07
島田荘司の珠玉の短編集。
「数字錠」「疾走する死者」「紫電改研究保存会」「ギリシャの犬」という4篇が入っている。
殺された社長の前に存在する数字錠によって作られた密室の謎が横たわっていた。東京という孤独な社会の悲哀を描いた「数字錠」。
ジャズ好きが集まるマンションで貴金属が盗まれる。
しかし、犯人と思われる男はオリンピック級の速さで死ぬために走っていなければいけなかった「疾走する死者」。
会社に紫電改研究保存会会長を名乗る奇妙な男が現れた。男と喫茶店で話をした数日後ピサの斜塔救済委員会からお礼の手紙をもらう。不思議な物語である「紫電改研究保存会」。
誘拐された子供と残された暗号文。
子供の保護者である目の不自由な老婦人とクロのために御手洗潔が立ち上がる「ギリシャの犬」。
これは僕の大好きな短編集の1つです。
「数字錠」はファンの間でも名作と名高いお話です。
これを読めば御手洗と石岡がなぜコーヒーを飲まないのかが分かります。
社会の悲しみが描かれた美しい物語です。
そして、僕が中学の頃夢中になったのは「疾走する死者」で、ジャズがやたらと出てきて音楽好きにはたまりません。
御手洗のギターの早弾きのくだりを読んでいると、聞きたくなること間違いなしの傑作です。
島田さんが音楽好きなのでしょう。御手洗シリーズはちょくちょくこういう話が出てきますが、常に出てくる音楽の表現が秀逸です。
島田さんがCD批評の本を出せばきっと僕は高評価のCDを買いあさってしまうと思います。
もちろんミステリーですので謎と解決もなかなかエキセントリックで面白いです。
本格推理が流行った時によくあった、現場の図や読者への挑戦状もあり、主体的に楽しめるお話です。
このお話に出てくる音楽のCDも紹介しておきます。
「第七銀河の彼方に」と「エアジン」です。「エアジン」は石岡の過去の事件にも関わっており、そのあたりもこの小説を読んだ時に思い出されます。
「エアジン」は今でもよく聞く曲で、聞くたびに御手洗潔を思い出します。
島田荘司の珠玉の短編集。
「数字錠」「疾走する死者」「紫電改研究保存会」「ギリシャの犬」という4篇が入っている。
殺された社長の前に存在する数字錠によって作られた密室の謎が横たわっていた。東京という孤独な社会の悲哀を描いた「数字錠」。
ジャズ好きが集まるマンションで貴金属が盗まれる。
しかし、犯人と思われる男はオリンピック級の速さで死ぬために走っていなければいけなかった「疾走する死者」。
会社に紫電改研究保存会会長を名乗る奇妙な男が現れた。男と喫茶店で話をした数日後ピサの斜塔救済委員会からお礼の手紙をもらう。不思議な物語である「紫電改研究保存会」。
誘拐された子供と残された暗号文。
子供の保護者である目の不自由な老婦人とクロのために御手洗潔が立ち上がる「ギリシャの犬」。
これは僕の大好きな短編集の1つです。
「数字錠」はファンの間でも名作と名高いお話です。
これを読めば御手洗と石岡がなぜコーヒーを飲まないのかが分かります。
社会の悲しみが描かれた美しい物語です。
そして、僕が中学の頃夢中になったのは「疾走する死者」で、ジャズがやたらと出てきて音楽好きにはたまりません。
御手洗のギターの早弾きのくだりを読んでいると、聞きたくなること間違いなしの傑作です。
島田さんが音楽好きなのでしょう。御手洗シリーズはちょくちょくこういう話が出てきますが、常に出てくる音楽の表現が秀逸です。
島田さんがCD批評の本を出せばきっと僕は高評価のCDを買いあさってしまうと思います。
もちろんミステリーですので謎と解決もなかなかエキセントリックで面白いです。
本格推理が流行った時によくあった、現場の図や読者への挑戦状もあり、主体的に楽しめるお話です。
このお話に出てくる音楽のCDも紹介しておきます。
「第七銀河の彼方に」と「エアジン」です。「エアジン」は石岡の過去の事件にも関わっており、そのあたりもこの小説を読んだ時に思い出されます。
「エアジン」は今でもよく聞く曲で、聞くたびに御手洗潔を思い出します。
「ライオンハート」恩田陸 2000/12文庫2004/01
時空をこえて男と女が出会う。
決して結ばれない二人だが、様々な時代、場所で必ず出会う。束の間の邂逅の中で彼らは生きてきた理由と何にも変えがたい幸福を味わう。
いつからこのすれ違いが始まったのか、なぜこんなことになったのか…。
「いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ…。」
恩田陸さんのSFメロドラマです!
僕は1度読み終えてすぐに2周目を読んでしまいました。
「メロドラマを書こうとした」という著者の言葉通り、すれ違い結ばれることのない二人の男女、エドワードとエリザベス。
彼らがお互いを想い、命までも捧げる無償の愛に心が打たれます。
ちょっと分かりにくいところもあるかもしれませんが、それを考慮しても面白いと思います。
すれ違いとか輪廻とかが好きな僕はツボにはまりましたが…。
皆さんにお薦めできると思います。
評価 ★★★★★
ところで、この小説(文庫も)は小タイトルに有名な絵画が入っており、それを著者はイメージして書かれたのだと思いますが、実際読んでいるとそれぞれの絵画がすごく特別なものに見えてきますし、読んでいる僕の中のイメージも膨らみました。
時空をこえて男と女が出会う。
決して結ばれない二人だが、様々な時代、場所で必ず出会う。束の間の邂逅の中で彼らは生きてきた理由と何にも変えがたい幸福を味わう。
いつからこのすれ違いが始まったのか、なぜこんなことになったのか…。
「いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ…。」
恩田陸さんのSFメロドラマです!
僕は1度読み終えてすぐに2周目を読んでしまいました。
「メロドラマを書こうとした」という著者の言葉通り、すれ違い結ばれることのない二人の男女、エドワードとエリザベス。
彼らがお互いを想い、命までも捧げる無償の愛に心が打たれます。
ちょっと分かりにくいところもあるかもしれませんが、それを考慮しても面白いと思います。
すれ違いとか輪廻とかが好きな僕はツボにはまりましたが…。
皆さんにお薦めできると思います。
評価 ★★★★★
ところで、この小説(文庫も)は小タイトルに有名な絵画が入っており、それを著者はイメージして書かれたのだと思いますが、実際読んでいるとそれぞれの絵画がすごく特別なものに見えてきますし、読んでいる僕の中のイメージも膨らみました。
「ダーリンは外国人」小栗左多里
アメリカ人「トニー」と付き合って結婚した著者による面白生活エッセー漫画です。
レビューを書くにあたってアマゾンのレビューを読んでみたのですが、酷評がいっぱいあってびっくりしました。
実際国際結婚をしたり、海外生活をされていた人にとってはつまらない部分が多かったり、内容を浅く感じるのかもしれません。
例えば宗教は実際に結婚する時に問題になるんだと思いますが、確かにこの漫画の中ではほとんど出てきません。
しかし、僕はトニーの面白さだけで十分笑わせてもらいました。
トニーはすごい変人で、この人との生活は楽しいだろうな、と思います。
ほのぼのとしていて、気分転換にすごくいいと思います。
立ち読みしていた僕が思わず2冊とも即買いしてしまったおすすめ本です。
2巻です。
あと英語の勉強に疲れたらこんなのも出てますので気分転換に良いのではないでしょうか?
他にもシリーズが結構出ていますので気になる人はチェックしてみてください。
さおり&トニーの冒険紀行 ハワイで大の字
イタリアで大の字 (さおり&トニーの冒険紀行)
英語ができない私をせめないで!―I want to speak English! (だいわ文庫)
トニー流 幸せを栽培する方法
かんたん!勝負ごはん
母に習えばウマウマごはん
プチ修行 (幻冬舎文庫 お 28-1)
こんな私も修行したい!精神道入門
アメリカ人「トニー」と付き合って結婚した著者による面白生活エッセー漫画です。
レビューを書くにあたってアマゾンのレビューを読んでみたのですが、酷評がいっぱいあってびっくりしました。
実際国際結婚をしたり、海外生活をされていた人にとってはつまらない部分が多かったり、内容を浅く感じるのかもしれません。
例えば宗教は実際に結婚する時に問題になるんだと思いますが、確かにこの漫画の中ではほとんど出てきません。
しかし、僕はトニーの面白さだけで十分笑わせてもらいました。
トニーはすごい変人で、この人との生活は楽しいだろうな、と思います。
ほのぼのとしていて、気分転換にすごくいいと思います。
立ち読みしていた僕が思わず2冊とも即買いしてしまったおすすめ本です。
2巻です。
あと英語の勉強に疲れたらこんなのも出てますので気分転換に良いのではないでしょうか?
他にもシリーズが結構出ていますので気になる人はチェックしてみてください。
さおり&トニーの冒険紀行 ハワイで大の字
イタリアで大の字 (さおり&トニーの冒険紀行)
英語ができない私をせめないで!―I want to speak English! (だいわ文庫)
トニー流 幸せを栽培する方法
かんたん!勝負ごはん
母に習えばウマウマごはん
プチ修行 (幻冬舎文庫 お 28-1)
こんな私も修行したい!精神道入門
「誰も寝てはならぬ」サラ イネス
モーニングで連載されている漫画で、ゆるーい感じです。
舞台はオフィス寺というデザイン会社です。会社とはいえ、社員は1桁の小さなオフィスで、アットホームな感じです。
登場人物はオンナ癖の悪い社長、オンナ運の悪いイラストレーター、重機オタクのイラストレーター、バスオタクの社員、社長の友達でどこにでも現れる(?)営業マン、道端で詩集を売っていたアルバイト姉妹(最近正社員になりました)。
彼らの日常が描かれています。忙しそうですが、全然仕事を頑張ってるって感じではなく、楽しくだらだらと進んでいきます。
一般には変人だといわれそうな人たちの集まりですが、読んでいるとストレスがどこかにいっちゃいます。
絶妙な癒し系漫画です。
知らない人はぜひ読んでください。おすすめです!
1巻からどうぞ。人間関係を理解するとさらに面白いです!
誰も寝てはならぬ 1 (1) (モーニングワイドコミックス)
誰も寝てはならぬ 2 (2) (モーニングワイドコミックス)
誰も寝てはならぬ 3 (3)
誰も寝てはならぬ 4 (4) (モーニングワイドコミックス)
誰も寝てはならぬ 5 (5) (モーニングワイドコミックス)
誰も寝てはならぬ 6 (6) (モーニングワイドコミックス)
誰も寝てはならぬ 7 (7) (モーニングワイドコミックス)
モーニングで連載されている漫画で、ゆるーい感じです。
舞台はオフィス寺というデザイン会社です。会社とはいえ、社員は1桁の小さなオフィスで、アットホームな感じです。
登場人物はオンナ癖の悪い社長、オンナ運の悪いイラストレーター、重機オタクのイラストレーター、バスオタクの社員、社長の友達でどこにでも現れる(?)営業マン、道端で詩集を売っていたアルバイト姉妹(最近正社員になりました)。
彼らの日常が描かれています。忙しそうですが、全然仕事を頑張ってるって感じではなく、楽しくだらだらと進んでいきます。
一般には変人だといわれそうな人たちの集まりですが、読んでいるとストレスがどこかにいっちゃいます。
絶妙な癒し系漫画です。
知らない人はぜひ読んでください。おすすめです!
1巻からどうぞ。人間関係を理解するとさらに面白いです!
誰も寝てはならぬ 1 (1) (モーニングワイドコミックス)
誰も寝てはならぬ 2 (2) (モーニングワイドコミックス)
誰も寝てはならぬ 3 (3)
誰も寝てはならぬ 4 (4) (モーニングワイドコミックス)
誰も寝てはならぬ 5 (5) (モーニングワイドコミックス)
誰も寝てはならぬ 6 (6) (モーニングワイドコミックス)
誰も寝てはならぬ 7 (7) (モーニングワイドコミックス)
「麦酒の家の冒険」西澤保彦 1996/11 文庫2000/06
「牛が見たい」先輩のこの言葉から4人の大学生でR高原へドライブに行く。
しかし、途中ガス欠から車を捨てて歩くはめになり、さらに道に迷った4人が迷い込んだ山荘には、1台のベッドと冷蔵庫しかなかった。
冷蔵庫には、ヱビスのロング缶96本と凍ったジョッキだけ。
この家は何のために存在しているのか。一晩かけた推理ゲームが幕を開ける。
西澤保彦さんの小説は人気シリーズがいくつかあり、これは匠千暁と仲間たちのシリーズです。
このシリーズは仲間内で様々な推理を並べ、問題点を挙げ、真相に迫るものが多いです。その中でも特にこの作品は、ただ不思議な山荘でビールを飲みながら果てしなく議論するだけというある意味で潔い作品です。
皆でこの家の謎を考えるのですが、酔いも手伝ってか、突拍子も無い推理(推理とはいえない想像)も出てきて笑わせてくれる部分もあります。面白いのでぜひ読んで笑ってください。
しかし、西澤さんはよくこれだけ多くのありそうな推理を思いつくものだと感心しちゃいます。
評価 ★★★★☆
これを読んでいるとビールが飲みたくなってきます(笑)。このシリーズは本当に酒がやたらと出てきますし、登場人物が旨そうに飲み、気持ちよく酔っ払うので僕も思わず飲みながら読んでしまいました。

「牛が見たい」先輩のこの言葉から4人の大学生でR高原へドライブに行く。
しかし、途中ガス欠から車を捨てて歩くはめになり、さらに道に迷った4人が迷い込んだ山荘には、1台のベッドと冷蔵庫しかなかった。
冷蔵庫には、ヱビスのロング缶96本と凍ったジョッキだけ。
この家は何のために存在しているのか。一晩かけた推理ゲームが幕を開ける。
西澤保彦さんの小説は人気シリーズがいくつかあり、これは匠千暁と仲間たちのシリーズです。
このシリーズは仲間内で様々な推理を並べ、問題点を挙げ、真相に迫るものが多いです。その中でも特にこの作品は、ただ不思議な山荘でビールを飲みながら果てしなく議論するだけというある意味で潔い作品です。
皆でこの家の謎を考えるのですが、酔いも手伝ってか、突拍子も無い推理(推理とはいえない想像)も出てきて笑わせてくれる部分もあります。面白いのでぜひ読んで笑ってください。
しかし、西澤さんはよくこれだけ多くのありそうな推理を思いつくものだと感心しちゃいます。
評価 ★★★★☆
これを読んでいるとビールが飲みたくなってきます(笑)。このシリーズは本当に酒がやたらと出てきますし、登場人物が旨そうに飲み、気持ちよく酔っ払うので僕も思わず飲みながら読んでしまいました。

「パラレルワールド・ラブストーリー」東野圭吾 1995/02文庫1998/03
敦賀崇史は恋人である津野麻由子と幸せに暮らしているはずだったが、何か違和感を感じはじめる。最初は夢に現実とは異なるパラレルワールドが出てくるだけだったが、気になった崇史が調べを進めるうちに徐々に自分が異なった記憶を持っていることに気がつく。
親友の恋人に横恋慕した崇史は何をしたのか?そして2つの記憶は何を意味するのか?
久しぶりに大当たりです!
これは面白い!記憶喪失を扱った小説は結構ありますが、その中でもピカイチです。
記憶の世界と真実の過去を交互に見せることであたかもパラレルワールドのように感じさせられます。
内容は謎と恋愛が主ですが、主人公が過去に何をしたのかが徐々に明らかになるにつれ読んでいる僕まで息苦しくなりました。
最後に真相が分かった時の衝撃は読んでみないとわかりません。しかし、読み終えた後に色んな感情が生まれると思います。
東野さんの作品はどの作品も水準以上でこの作品を読んでさらに他の作品が読みたくなりました。
評価 ★★★★★
敦賀崇史は恋人である津野麻由子と幸せに暮らしているはずだったが、何か違和感を感じはじめる。最初は夢に現実とは異なるパラレルワールドが出てくるだけだったが、気になった崇史が調べを進めるうちに徐々に自分が異なった記憶を持っていることに気がつく。
親友の恋人に横恋慕した崇史は何をしたのか?そして2つの記憶は何を意味するのか?
久しぶりに大当たりです!
これは面白い!記憶喪失を扱った小説は結構ありますが、その中でもピカイチです。
記憶の世界と真実の過去を交互に見せることであたかもパラレルワールドのように感じさせられます。
内容は謎と恋愛が主ですが、主人公が過去に何をしたのかが徐々に明らかになるにつれ読んでいる僕まで息苦しくなりました。
最後に真相が分かった時の衝撃は読んでみないとわかりません。しかし、読み終えた後に色んな感情が生まれると思います。
東野さんの作品はどの作品も水準以上でこの作品を読んでさらに他の作品が読みたくなりました。
評価 ★★★★★



